外貨預金の手数料

外貨預金の取引コストには注意が必要

外貨預金は外貨投資の代表ともいえる商品ですが、その取引コストが高いことは意外と知られていません。TTSという、仲値(午前10時の為替レート水準)から1円高いレートで買い、TTBという仲値から1円安いレートで売らなければいけません。

利益を出すには2円以上円安にならないといけない

それほど知られていないことなのですが、銀行で外貨を売買するとき、テレビや新聞で見る為替レートで売買することはできません。買うときはTTSという仲値(午前10時の為替レート)から1円高いレートで、売るときはTTBという仲値から1円安いレートで売買しないといけないのです。

つまり、ドルを買ってから2円以上ドル高にならないと、利益は出ないのです。

外貨定期預金でも注意が必要

外貨預金の代表といえる外貨定期預金でも注意が必要です。

外貨定期預金では、円外貨に転換する日があらかじめ決められている場合がほとんどです。そのため、その日までに2円以上ドルが上昇していないと利益が出ません。

キャンペーン金利などを目的として外貨預金をする場合でも、多くの場合キャンペーン金利が適用されるのは3ヶ月程度の短い期間です。それを過ぎると通常金利に移行してしまいますのでその点でも注意が必要です。

ほとんどのFX会社では手数料は無料

一方、FX(外国為替証拠金取引)では、ほとんどの会社で手数料はゼロです。手数料とは別にスプレッドという、売値と買値の差額があり、その分が利用者の取引コストになります。スプレッドが狭い会社では0.8銭ほど、高めの会社でも5銭ほどしかかりません。

たとえば1ドル=90円の時に1万ドルを買い、1ドル=91円の時に売った場合の外貨預金とFXxを比べてみましょう。

外貨預金であれば1ドル=90円の時のTTSは91円ですので、1万ドルを買う場合、91万円が必要です。また、1ドル=91円の時のTTBは90円ですので、1万ドルを売ると90万円になります。差し引き1万円のマイナスです。

FXの場合、スプレッド1銭だとすると1ドル=90円の時の買値が90.005円、1ドル=91円の時の売値が90.995円、差し引き9900円のプラスになります。

外貨預金の取引コストはFXの20倍から120倍ほどもすることに注意してください。

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