外貨預金とFX どっちがお得?

FX(外国為替証拠金取引)と外貨預金

最近「貯蓄から投資へ」といわれるように、資産運用に対するt関心が高まってきています。定期預金や国債だけでなく、株や投資信託など、ある程度リスクのあるものへの投資も人気が高くなっています。

その中でも、最近になり注目されているのが外貨投資です。日本ではバブル崩壊以降長期にわたって低金利政策が続いていることもあり、海外の高金利や為替差益を狙った資産運用として人気が高まっています。

外貨投資には昔から定番の「外貨預金」と最近急速に伸びている「FX(外国為替証拠金取引)」があります。この二つの投資はどちらがお得なのでしょうか?

FXは圧倒的に手数料が安い

為替レート1ドル=90円の時に1万ドルを購入することにします。外貨預金の場合、新聞やテレビでの為替レートで買うことはできません。仲値(午前10時の水準)から1円高い、TTSという購入レートで買うことになります。つまり、1ドル=90円の為替水準の時、外貨預金では1ドル=91円で買うことになるのです。1万ドル買うにはもちろんその1万倍の91万円が必要です。

一方FXの場合、手数料は無料の会社がほとんどです。しかしスプレッドという為替レートと購入レートの差があり、そのスプレッドが取引コストになります。スプレッドはFX会社によって様々ですが、米ドル/円であれば1銭~2銭くらいの会社が多くなっています。仮にスプレッド1銭とするとFXでは1ドル=90.01円で買うことになるのです。1万ドル買うには90万100円で済みます。

FXは大きな取引ができる

上の例と同じように1ドル=90円の時に1万ドル買おうとすると、外貨預金の場合1万ドル分の日本円、つまり91万円が必要になります。

一方FXの場合、証拠金をFX会社に預け、それを担保に外貨を取引します。証拠金の何倍の取引ができるかをレバレッジといいます。レバレッジ10倍であれば証拠金の10倍まで、レバレッジ100倍であれば証拠金の100倍までの取引ができます。仮にレバレッジ10倍で取引したとすると、1万ドルを購入するには10万円ほど必要ということになります。もちろんFXでも、レバレッジ1倍で外貨預金と同じように使うこともできます。

その他FXと外貨預金の違い

その他、外貨預金で取り扱う外貨が5種類程度なのに対し、FXでは数十種類もの外貨を扱う、外貨預金が満期になるまで換金できないのに対しFXでは随時換金ができるなどの違いがあります。

FX 外貨預金
取引機関 証券会社・FX専門会社 銀行
取引時間 24時間 銀行の営業時間
片道の取引コスト 0銭~10銭ほど(FX会社や通貨によって異なる) 1~8円ほど(銀行や通貨によって異なる)
取引金額 用意した金額の1倍~200倍ほど(FX会社や口座によって異なる) 用意した金額のみ
取引通貨 10~数10通貨ペア 5種類程度
取引レートの変動 常に変動 1日1回レート設定
換金しやすさ 随時換金可能 満期まで換金できない

信用リスクの面でもFXは劣っていない

FXの唯一の欠点といわれていたのが信用リスクです。外貨預金を取り扱う銀行などに比べると財務上問題があったり、破産する可能性があったりというリスクです。

しかし2005年7月に金融先物取引法によって、業者が登録制となり金融庁の監督下に置かれるようになったこと、さらには2010年2月の信託保全完全実施義務化により、取引会社が倒産しても顧客の資産が保全されるようになったことで、FXの信用リスクはほとんど無くなりました。

銀行の外貨預金は預金保険の対象にはなっておらず、万が一銀行が破産した場合は預金が失われてしまうリスクがあります。それに対しFXでは取引会社が破産しても顧客の資産は保全されるのです。実や信用リスクという面で見てもFXのほうが上回っているともいえるのです。

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