スワップポイントで儲ける

スワップポイントとは?

通貨によって金利水準には大きな差があります。そのため、2つの通貨を交換する場合には金利の差がうまれ、その分を調整することが必要になります。

この金利調整分のことを「スワップポイント」といいます。金利が安い通貨を借りて高い通貨を買う場合、安い金利を支払って高い金利を受け取ることになります。この場合スワップポイントを受け取ることができるのです。

スワップポイントの魅力と注意点

例えば、1ドル=90円で10万ドルを買い、その買いポジションを翌営業日以降まで持ち越したとします。買った10万ドルに関しては、その分の金利収入が入ります。しかし、10万ドルを買うための900万円はFX会社から借りていることになるため、この900万円に関しては金利を支払わなければなりません。実際には、買ったドルと借りた円の金利の差額分をやりとりします。これがスワップポイントです。

取引する通貨ペアで、金利が高い通貨を買って金利が安い通貨を売ると、スワップポイントの受け取りが毎日起こり、逆に高金利通貨を売って低金利通貨を買うと、スワップポイントの支払いが毎日起こることになります。

スワップポイントの受け取りや支払いは、短期間の取引ではそれほど気にする必要はありませんが、長期間にわたってポジションを持ち続ける場合、かなりの金額になりますので注意が必要です。

外貨預金よりもFXのスワップポイントはお得

ドル/円やポンド/円など、外貨の買いポジションを持った場合のスワップポイントは、外貨預金などと比べて借りた円の金利支払いがある分、金利が低くなりそうですが、実際にはそのようなことはありません。スワップポイントは銀行間の翌日物の金利を元にして、コストなども加味して計算されます。2010年2月現在、円はほぼゼロ金利状態が続いており、また、FXでは様々なコストが低く押さえられていることもあり、借りてきた場合でもほとんど金利を支払う必要がありません。

また、買った方の外貨の金利は、外貨預金の金利と比べて遙かに高い銀行間の金利市場の水準を元に計算されます。そのため、借りてきた円の分の金利支払いを差し引いても外貨預金よりもお得な場合がほとんどなのです。

スワップポイントの注意点

スワップポイントというのは、あくまでも通貨間の金利差によって生まれます。そのため、どちらかの通貨の金利が変化すれば、当然スワップポイントも変わってきます。

現在、ほとんど円には金利がつきませんが、過去にはドルよりも金利が高い時代がありました。仮にそうなったとすると、ドル/円の買いポジションを持っているとスワップポイントを支払わなければならなくなります。長期的にスワップポイントによる収益を目当てに取引した場合、期待通りの利益が得られないというリスクがあるわけです。

また、スワップポイントによる収益に比べ、値動きのリスクの方が高いことにも注意が必要です。特にレバレッジを高くして取引を行った場合、スワップポイントによる利益よりも値動きによる収益の方が圧倒的に高くなります。そのため、長期的にスワップポイントを狙いに行く場合、レバレッジを低めにして資金的に余裕を持つことが必要になります。

レバレッジを低くし、長期的にポジションを持つことで、スワップポイントによる収益が積み上がり、損をするリスクは低くなります。しかしその場合でも、リスクはゼロでないことを意識しなければなりません。

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